はじめに
現金預金
収益と費用
資産と負債と資本
決算
この勘定科目は資産です
前払費用
数ヶ月分の経費をまとめて支払う
10月3日、1年分の保険料480円(40円/月)を現金で支払った。12月31日の決算において、未経過分を前払計上する。
次期1月1日、前期末に前払計上した保険料を経費に振り替える。
10/03保険料の支払い 保険料480 現金480
  
決算未経過分保険料の計上 前払費用360 保険料360
保険料 
01/01前払費用の振り替え 保険料360 前払費用360
 保険料
10月に1年分の保険料を支払ったという事は、次期の9月までの分を一度に支払った事になります。しかし当期は12月31日までの3ヶ月しかないので、この保険料は次期の分も支払っているということになります。このケースのように、まとめて払った経費が決算日をまたいでしまう場合は、次期に対応する額を「前払費用」として繰り越さなければなりません。

1年分の保険料 480円(40円/月)
10〜12月
120円
次期1〜9月
360円
ただしこのケースのように1年以内の一括払いに関しては「前払費用」とせず、一度に全額経費にしてしまってもかまいません(ただし次期以降も必ず同じ方法を取ることが条件)。
この勘定科目は負債です
未払費用と未払金
代金を後で支払う時の仕訳1
11月3日、10月分の電気代300円の請求を受け、代金は5日にN銀行の口座から引き落とされた。
11/0310月分電気代 水道光熱費300 未払費用300
電気代電気代
11/05未払費用の支払い 未払費用300 普通預金300
電気代N銀行


代金を後で支払う時の仕訳2
11月3日、書籍300円を購入、代金は5日にN銀行の口座から振り込んだ。
11/03書籍の購入 新聞図書費300 未払金300
 書籍代
11/05未払金の支払い 未払金300 普通預金300
書籍代N銀行
費用の請求を受けてから支払日までラグがある場合は「未払費用」又は「未払金」を使用します。
未払費用と未払金の違い
「未払費用」と「未払金」は似ていますし判断基準も複雑なところがありますが、当サイトでは毎月継続的に支払うべきものは「未払費用」、単発的なものは「未払金」としています。また「買掛金」と似ていますが、売買の対象となる商品に対してのみ使用できる「買掛金」、それ以外は「未払金」or「未払費用」と区別できます。
問題
1月1日、前期末に前払計上した保険料240円を振り替えた。
1月10日、未払計上している12月分家賃500円がN銀行の口座から引き落とされた。
1月13日、出張用の新幹線チケット600円を購入、代金は15日に口座から支払った。
01/01前払費用の振り替え 保険料240 前払費用240
 保険料
01/10未払費用の支払い 未払費用500 普通預金500
家賃N銀行
01/13新幹線チケットの購入 旅費交通費600 未払金600
バス・電車代旅費交通費
01/15未払金の支払い 未払金600 普通預金600
旅費交通費N銀行
解説:家賃は毎月継続的に支払うものなので「前払費用」、新幹線のチケットは単発的なものなので「未払金」としています。
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