はじめに
現金預金
収益と費用
資産と負債と資本
決算
この勘定科目は資産です
現金
現金が増加した時の処理
4月29日、A社への売掛金100円を現金で回収した。
05/29売掛金の回収 現金100 売掛金100
 A社
現金が増加したら現金勘定を借方にもってきます。
現金が減少した時の処理
4月30日、事務用の消耗品100円を購入し、代金は現金で支払った。
05/30消耗品の購入 消耗品費100 現金100
  
現金が減少したら現金勘定を貸方にもってきます。
現金の残高がマイナスになった
9月30日、現金残高が少なくなってきたので、自分のポケットマネーから100円出資した。
09/29現金の補充 現金100 事業主借100
  
現金の残高はマイナスにしてはいけません。少なくなってきたら、マイナスになる前に個人の持ち金から補充します。「事業主借」は"個人のお金を事業に使用した"時に使う科目です。詳細については「事業主貸/事業主借」をご覧ください。
現金の残高が一致しない1
10月1日、帳簿上の現金と実際の現金の残高を調べてみると、実際の現金の方が100円多かった。
12月31日決算日、結局過不足の原因が分からないままだったので、「雑収入」とすることにした。
10/01現金の過不足 現金100 現金過不足100
  
決算現金過不足の振替え 現金過不足100 雑収入100
  
帳簿と実際の現金の残高に誤差が出た場合は「現金過不足」を使用します。このケースでは帳簿上の残高の方が少なかったので、帳簿上で「現金」勘定を100円増加させることで一致させます。「現金過不足」は次期に持ち越してはいけないので、決算日においてもまだ原因が分からない場合は「雑収入」とします。
現金の残高が一致しない2
11月1日、帳簿上の現金と実際の現金の残高を調べてみると、実際の現金の方が100円少なかった。
12月31日決算日、結局過不足の原因が分からないままだったので、「雑損失」とすることにした。
11/01現金の過不足 現金過不足100 現金100
  
決算現金過不足の振替え 雑損失100 現金過不足100
  
このケースでは実際の残高の方が少なかったので、帳簿上で「現金」勘定を100円減少させることで一致させます。 決算日において「現金過不足」の原因が分からない場合は「雑損失」とします。
現金過不足
現金過不足は、借方と貸方どっちにどっちの勘定科目を使用したらいいのか混乱する事があるかもしれませんが、「帳簿側で調整する」という事を覚えておけばそんなに迷う事もないと思います。 実際の現金が100円多かったら帳簿上の現金も100円増やす、実際の現金が100円少なかったら帳簿上の現金も100円減らす、となります。実際の現金で調整させてはいけませんから。。。 とはいえ出来る限り過不足を起こさないように、普段から現金のチェックを厳重にしておく事が大事です。
問題
12月1日、帳簿上の現金と実際の現金の残高を調べてみると、帳簿上の現金の方が100円多かった。
12月31日決算日、上記過不足の原因は11月30日に購入した消耗品150円を記帳していないことが判明したが、それ以外は不明のままだった。
12/01現金の過不足 現金過不足100 現金100
  
決算現金過不足の振替え 消耗品150 現金過不足100
  
現金過不足の振替え    雑収入50
  
解説:12月1日時点では帳簿上の現金が100円多かったということですが、決算において実は150円多かったという事が判明します。決算では「現金過不足」勘定を0にしないといけないので、原因不明の50円は「雑収入」として処理します。
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