はじめに
現金預金
収益と費用
資産と負債と資本
決算
残高をゼロにする科目
決算を迎えたときに、一時的な目的で使用している勘定科目「仮払金」「仮受金」「現金過不足」の3つは、必ず残高をゼロにしなければなりません。
これらの残高がある場合には、それぞれが何の目的で使用されたのかを調べ、逆仕訳で相殺します。
詳しくは「
現金」「
仮払いと仮受け」をご覧ください。
仮払金
一時的に支払った金額が多かった
10月1日、出張をする従業員へ交通費500円を手渡した。翌日、出張時の交通費は電車代が400円のみだったとの事で、余った分を返してもらった。
| 10/01 | 交通費の仮払い |
仮払金 | 500 |
現金 | 500 |
| | |
| 10/02 | 仮払金の清算 |
旅費交通費 | 400 |
仮払金 | 500 |
| 電車代 | |
一時的に支払った金額が少なかった
10月1日、出張をする従業員へ交通費500円を手渡した。翌日、出張時の交通費は電車代が700円かかったとの事で、不足分を現金で支払った。
| 10/01 | 交通費の仮払い |
仮払金 | 500 |
現金 | 500 |
| | |
| 10/02 | 旅費交通費の確定 |
旅費交通費 | 700 |
仮払金 | 500 |
| 電車代 | |
仮受金
不明の入金があったが、詳細が判明した
11月1日、N銀行の口座に600円の入金があったが、詳細が不明である。翌日、その入金は得意先A社の売掛金が回収されたものだと判明した。
| 11/01 | 詳細不明の入金 |
普通預金 | 600 |
仮受金 | 600 |
| N銀行 | |
| 11/02 | 売掛金の回収 |
仮受金 | 600 |
売掛金 | 600 |
| | A社 |
不明の入金があったが、詳細は分からなかった
11月1日、N銀行の口座に600円の入金があったが、詳細が不明である。決算において、その入金のうち500円は得意先A社の売掛金が回収されたものだと判明したが、あとは分からないままだった。
| 11/01 | 詳細不明の入金 |
普通預金 | 600 |
仮受金 | 600 |
| N銀行 | |
| 決算 | 売掛金の回収 |
仮受金 | 600 |
売掛金 | 500 |
| | A社 |
現金過不足
実際の現金有高が多かった
12月1日、帳簿上の現金と実際の現金の残高を調べてみると、実際の現金の方が100円多かった。
12月31日決算日、結局過不足の原因が分からないままだったので、「雑収入」とすることにした。
| 12/01 | 現金の過不足 |
現金 | 100 |
現金過不足 | 100 |
| | |
| 決算 | 現金過不足の振替え |
現金過不足 | 100 |
雑収入 | 100 |
| | |
実際の現金有高が少なかった
11月1日、帳簿上の現金と実際の現金の残高を調べてみると、実際の現金の方が100円少なかった。
12月31日決算日、結局過不足の原因が分からないままだったので、「雑損失」とすることにした。
| 11/01 | 現金の過不足 |
現金過不足 | 100 |
現金 | 100 |
| | |
| 決算 | 現金過不足の振替え |
雑損失 | 100 |
現金過不足 | 100 |
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